Sugiyamaayumi

染色・織物 / 長野県麻績村

私は信州の麻績村(おみむら)で、染と織りをしています。

麻績村という地名は麻を績む(うむ)と書きます。
績むとは「麻の繊維を繋いで糸にすること」。その作業を行う職人が多くいたことが由来とされています。

現在ではその技術も途絶えてしまい、苧麻という植物もほぼ野生化していました。
また、「草木染」という言葉を命名した山崎斌(やまざきあきら)の生誕の地でもあり、以前は麻績村でも盛んに草木染や機織りが各家庭で行われていたそうです。
そのような染めや織りに関して縁のある地に惹かれたのをきっかけに、熊本県から移住をしました。

使用する染料となる植物は、主に村内で採取、栽培したものを使用しています。染める時期や採取する季節によって同じ植物からでも全く同じ色が出ないのが草木染のおもしろいところ。その時々に得られた色を糸に染めて機織りをしています。
また、和綿や苧麻の栽培を行い繊維(糸)から作る活動も行っています。
手織りは手間と時間がかかる作業です。機械織りのように大量に均一な品質の布は織ることは難しいのですが、使う糸に合わせて糸の張りや打ち込みの強さを人の手で変えることができます。そのため織りあがった布は柔らかさや温かみがあるように感じています。

織りあがった布は小物に仕立て、布そのものが生きるように制作しています。
ぜひお手に取って、草木染のやさしい色合いや手織りのふっくらとした質感を感じていただけたら嬉しいです。

 

Sugiyamaayumi(すぎやまあゆみ)の情報
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善光寺びんずる市に出展の様子

 

 

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